私が雑貨屋さんを始めてから、爬虫類好きな我が子の影響で知った森田MiWさん。

最初は少しずつセレクトしていたのですが、森田MiWさんの作品を見る度にどのモチーフにも心を奪われまして、ハンカチについては全種類取り扱う流れになりました。

なぜそれほどの心を奪われるのかと言うと、森田MiWさんが描くモチーフそれぞれに「生命」を感じるからなのかなあなんて、作品ごとに書かれた詩を読み込むたびに思います。

その中で今日はこれまた相当お久しぶりに「ワレワレハウチュウジンダヨ」を再入荷しております。

最初はただ純粋にこのウチュウジンの顔に心を奪われまして。

あーオモシロイ！カワイイ！手にする人が楽しくなる！と思ってセレクトしたんです。

ですが、全体を眺めると「なんて考えられた色遣いなんだ！」と。

で、この作品を手にする方が「あーウチュウジンだからウシね！」と言われるんです。

そういう知識が全くないワタクシには全くワカラナカッタウチュウジンだからウシ！

良く良く調べるとUFOが牛を連れて行くという「アブダクション」なんですって。

アブダクション？なんだそれ！とか思う以前に、この紫の動物が最初一体何かわからずに、詩にも書いてあるのに作家さんに直接聞くという謎の行動を起こしたことがあるのですが、その時作家である森田MiWさんが親切に答えてくれました♪

と。

森田MiWさんが描く世界は「小さくて弱いイキモノ、皆にちょっと恐れられているイキモノ」なんかの儚いけれども優しい姿が垣間見れるようで、その世界観がとても素敵だなあと思います。

マルシェなどで出店している時、何の気なしに歩いている方の目に留まってそこから手にされて感動される姿を見る度に、その優しさや儚さ、芸術的な色遣いなどなどが人の心を惹きつけるんだなあと改めて感じさせてくれる。そんな作品たちです。